スズメバチや毒虫、毒蛇などの応急処置には毒を吸い出すポイズンリムーバーが便利
近くの公園でもスズメバチを見かけることがありますが、国内でスズメバチに刺されて死ぬ方は毎年何十人もいるそうです。
刺されないためには、動かない・黒いものを身に着けないで、明るい色の帽子をかぶる。
などという事は小さなころから繰り返し聞いていることと思いますが、
実際に刺されてしまったらどうするのかという事になると、心臓に近い部分を圧迫する、毒を吸い出すなどという話はききますが、具体的に詳しく説明されることは少ないと思います。
毒を吸い出すというのはどの程度吸い出すのか、一人でいた場合は吸い出せない部位を刺されることも多いのではないか、口の中に傷があったら吸うわけにいかないし、そもそも簡単に吸い出せるのかなどの疑問は少なからずあります。
少なくとも刺された場所以外に異常を感じた場合は迷わず救急車を呼んでしまったほうが良いようですが、自分で応急処置をしておくことで症状が軽く済むことが多いそうです。
今回は刺されてしまったときにすぐに使える、携帯に便利なポイズンリムーバーやポイズンエレクトラクターと呼ばれる道具があるのでご紹介します。
こちらにあるものはケースの大きさはマウスと比較してこの程度です。
刺されたらできるだけ早く使う必要があるので、公園などにもって行く事が多くなると思いますので携帯しやすいケースに入っている物の方が便利です。
こちらがセットの内容です。
注射器のような形をした本体の他に、刺された部位によって使い分けるためのアタッチメントがついています。
使い方は簡単で、刺された場所にあわせた形状のアタッチメントをつけ、刺された場所に押し当て、注射器のようにピストンを押し込むだけで毒を吸引できます。
アタッチメントは刺された部位や傷の大きさによって使い分けます。
一番小さいものであれば子供の指先でも使えます。
最初にレバーを引き上げ、アタッチメントを傷口に当てたらゆっくりとまっすぐに押していきます。
最後まで押し下げた瞬間に吸引されます。
手を離して横にしても落ちないくらいしっかりと吸い付きますが、実際に使う際には1分から1分半ほどは、傷口にあてたまま手を離さずに保持します。
アタッチメントが透明なので毒を吸い出しているかを見て確認できます。
外すときはレバーを上げると吸引が止まるので、カップの中にたまっている血液や毒が飛び散らないように気を付けるゆっくりと外し毒液を捨てます。
数回吸引を繰り返します。
スズメバチや蛇に限らず色々な虫に刺された時に使えますが、特に8月から9月はスズメバチの活動が盛んになる時期ですので携帯しておくと安心です。
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