窓に貼る断熱シート

氷川台接骨院では、開院当初、空気が乾燥している時期は加湿器を使っていましたが、洗濯物を室内で干す、多くの方がいらしている、熱帯魚の水槽からの水の蒸発もある、などの理由で加湿器を使用しなくても常に湿度が高くなりやすくなっているためかなりの結露があります。

そのため、結露防止のシートを窓に貼っていますが、ご来院いただいた方に、この結露防止のシートについて聞かれることがあります。
もともと、結露防止のために貼ってあるのですが、もちろん断熱シートです。

シートのあいだに空気の層があるため、断熱効果が得られます。(空気は熱を伝えにくいので窓ガラスに貼ると断熱効果が得られます。)

実は施術室の窓の外には空気が乾燥した日に透明なテーブルクロスも貼って断熱効果を高めてあります。(空気は乾燥していたほうが熱伝導率が小さくなります。また、空気の層があまり大きいと空気の対流がおこり、断熱性が低くなるそうですので、ガラスとテーブルクロスの間が1cm以内くらいになるように貼っています。)

よく知られてはいますが、空気は熱伝導率が非常に小さいので、その特性を利用して断熱材に応用されます。

身近な例では、2枚のガラスの間に乾燥した空気を封入し、密閉した窓ガラスを寒冷地などでは見かけると思います。

高級なものではガラスの間が真空になっていてより断熱性の高いものもあるようです。

また、接骨院でも、冬場に熱帯魚をお分けする際に発泡スチロールの容器に入れてお送りする場合があるのですが、これも発泡スチロールが多くの空気を閉じ込めた構造になっていて断熱性が高いからです。

窓に貼ってある断熱シートの貼り方は簡単で、窓に水を吹き付けて、窓の大きさに合わせたシートを当てるだけですので、迷っている方は使ってみてはどうでしょうか。

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